1,2週間前から、発熱と咽頭痛、時に下痢・嘔吐を訴えて来院される方で、手足口病の子どもたちが増えています。手足口病は、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなど、いくつかのウイルスによって起こされ、何度かかかることがあります。通常は保育園などの集団保育の場で、乳幼児の間で流行するウイルス性感染症です。感染しても症状のないことがあり、それでも何週間か便からウイルスを排出しますので、誰でも感染する機会があります。エンテロウイルスは、コロナウイルスと違ってアルコール消毒が効きにくいですので、感染を防ぐには、排便後あるいはおむつ取り替え後の手洗いが重要です。
より詳しく知りたい方は、下記をご参照下さい。
参考:厚生労働省「手足口病に関するQ&A」