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公開日:2022.07.24
新型コロナウイルス

オミクロン株はアルファ株より早く発症します

タグ: 新型コロナ感染症

当院の発熱外来では、日を追って、新型コロナウイルス感染が明らかになる方が増えています。多くは、急な発熱、頭痛、咽頭痛で発症し、全身の筋肉痛や、腹痛・嘔吐でぐったりしている方もいらっしゃいます。発症の急激さや症状はインフルエンザに似ています。また、現在流行している手足口病や感染性胃腸炎とも区別することが困難です。こどもの場合、新型コロナウイルス感染症のための特別な内服薬は存在せず、ほとんどの場合、対症療法によって、数日の経過で自然軽快しています。家族内で1人が発症すると、数日内に、ご家族のほとんどが発症されるケースが多いようです。オミクロン株の暴露から発症までの時間分布を国立感染症研究所が発表していますので紹介します。

出典:SARS-CoV-2の変異株B.1.1.529系統(オミクロン株)の潜伏期間の推定:暫定報告(国立感染症研究所)

アルファ株に比べて、オミクロン株では、発症のピークが暴露後3日目であることは変わりませんが、多くが5日目までに発症しています。実際に、オミクロン株での暴露から発症までの平均日数は2.9日と、アルファ株の3.4日よりも0.5日短くなっています。また、暴露日を0日として、5日目までに、83%の方が発症し、7日目までにはほとんどの方が発症しています。

7月13日のアドバイザリーボードでは、オミクロン株の濃厚接触者の方で、無症状の方では、診断日から8日目以降はウイルスを排出をしていないこと、発症者でも、発症日から10日以降ではウイルス排出の可能性の小さいことが示されています。

参考:第90回アドバイザリーボード資料(令和4年7月13日 PDF5ページ目)

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