ヒトパピローマウイルスワクチン(HPVワクチン)には、平成25年から令和3年まで積極的勧奨差し控えの期間があったため、HPVワクチンを公費で受ける機会を失った女性がいます。これらの女性に対して、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間について「キャッチアップ接種」期間が設定されています。
対象となる女性の生まれ年と期間:
平成9年度生まれから平成17年度生まれまでの女性は、令和4~6年度の3年間
平成18年度生まれの方(令和5年度中に17歳になる方)は令和5~6年度中の2年間
平成19年度生まれの方(令和5年度中に16歳になる方)は令和6年度内の1年間
つまり、令和5年度中に26歳になる女性までと、令和5年度中に17歳になる女性では令和6年度末まで、令和5年中に16歳になる方については令和6年度の1年間がキャッチアップ接種期間対象です。すでにお子さんをお持ちの女性でも、まだ感染していない子宮頸がんウイルスの遺伝子型に対しては、ワクチンは有効です。お近くに子宮頸がんワクチンの接種医療機関が見つからない場合には、年齢にかかわらず、当院で接種しますので、接種券をご持参ください。子宮頸がんワクチン(シルガード9)を接種いたします。