令和5年4月から、これまで生後3か月から接種することとなっていた4種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風・百日咳・不活化ポリオワクチン)が、生後2か月から接種できるようになります。
この4種混合ワクチンの生後2か月への前倒しに伴い、当院ではこれまで、生後2か月で、ヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、経口ロタウイルスワクチンの4つのワクチンの同時接種をお勧めしてきましたが、4月以降は、これら4つのワクチンに4種混合ワクチンを加えた5つのワクチンの同時接種をお勧めします。
百日咳は国への全数報告が義務づけられており、2021年(令和3年)には計746例が報告されていますが、今回の変更により、年間約100例の百日咳の発症が減らせると推定されています。
厚生労働省|4種混合ワクチンの前倒し接種について(PDF)