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公開日:2022.09.23
小児科一般

RSV感染症、 ヒトメタニューモウイルス感染症の方が増えています

タグ: 感染症

台風14号がすぎ、急に寒くなってきました。新型コロナウイルス感染症と手足口病の方はだいぶん減って、かぜ症状で来院される方が増えています。

かぜ症状を起こすウイルスは、COVID-19やRSV、hMPV以外にも、ライノウイルスやパラインフルエンザウイルスなど、多くのウイルスがあり、症状からはこれらのウイルスを区別することはできません。1,2歳を過ぎると、ほとんどの場合は「かぜ」で済んでしまうのですが、特に、RSV感染症に罹患したことのない0歳または1歳台の乳幼児では、RSVによる呼吸器症状が重くなることがあります。そのため、お子さまの年齢と症状、持続期間、周囲の感染状況、家族構成等に応じて、COVID-19やRSV、 hMPVの迅速抗原検査を行うことがあります。実際に、当院では、RSVとhMPVのお子さんが増えてきました。今年は、南半球でのインフルエンザの流行状況から、日本でもインフルエンザの流行がみられるのではないかと危惧されています。全国的にもRSV感染症(※)は増え始めており、これにインフルエンザ、新型コロナウイルスが重なることで、子どもたちの健康と社会生活に大きな影響がでることが懸念されています。

おやま小児科クリリックでは、予防できる感染症はなるべく予防しながら、子どもたちの健康を守りたいと考えています。体調の悪い時に限らず、予防接種をうけるのがご心配のときなど、当院スタッフまたは診察時に、どうぞお気軽にご相談ください。

※ 日本小児科学会「RSウイルス感染症の現状と注意事項について」(2022年8月26日)

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