5月は健診の季節です。25日は校医をさせていただいている小学校を訪問しました。
令和元年度学校保健統計調査によれば、宮城県の肥満傾向(肥満度20%以上のこと)児の割合は、6才男児が全国ワースト5位、12才男児と13才男児がワースト4位、女児は12才女児がワースト1位、17才女児がワースト3位にランクしています(令和3年7月「宮城県の健康課題」より)。これは少なくとも震災前の平成20年度から続く傾向で、宮城県の成人でも同様の傾向が見られます。肥満は生活習慣病であり、生活習慣とはつまり、運動習慣(体を使った遊びと労働)、規則正しい生活(早寝・早起き・朝ご飯)、食習慣の3つです。もしもお子様の学校健診結果に「肥満傾向」の指摘がありましたら、お子様だけの課題と考えず、ご家族全体の生活習慣を見直す機会にしましょう。
「宮城県の健康課題」(令和3年7月) 宮城県健康福祉部健康推進課