当院で新型コロナウイルス感染症と診断された方へ
すでにニュースなどで報道されていますが、宮城県では、令和4年9月2日から、これまで全数報告されていた新型コロナ感染者の保健所への登録は、重症化リスクのある方(多くは65才以上または基礎疾患※のある方)に限定されました。このため、ほとんどの小児の新型コロナウイルス感染症者では、保健所から健康観察のための連絡がくることはありません。
※ 先天性心疾患、心不全、内服治療中の川崎病、慢性呼吸障害(中等症以上の気管支喘息、慢性肺疾患、肺低形成等)、免疫不全症、免疫抑制薬・抗がん剤・移植等による免疫抑制状態、悪性腫瘍、透析を要する慢性腎疾患、慢性肝障害、血糖コントロール不良の糖尿病、高度の肥満、重症心身障害児。
変更される点
①HER-SYSへの登録がされないため、保健所からの健康観察、患者さんから保健所への報告ともありません。
②HER-SYSからの療養証明書の発行はできません。
③宿泊療養施設利用申し込み、生活支援品の申し込みは、保健所ではなく、ご自身で、新設された「陽性者サポートセンター」に行います。
変更されない点
①気になる症状、体調についての相談は、これまで通り、かかりつけ医療機関が行います。
②療養期間、濃厚接触者の自宅待機期間の変更はありません。
詳しくはこちら(宮城県のサイト)をご参照下さい。
これまで以上に保護者によるお子様の健康観察が大切になっています。ご不安・ご心配な点がありましたら、お気軽にクリニックまでお問い合わせ下さい。
健康観察のポイントについては、下記の資料(PDF版)が参考になります。
「お子さんが新型コロナウイルスに感染したら ~ご家庭でできるケアをまとめました~ 」
Miyagi Pediatric COVID-19 Team、宮城県小児コロナウイルス感染症対策チーム Vol.2.0 BA.5版(PDF)